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Goodbyès

Gt.Vo.こうのいけはるか Gt.中村リョーマ
Ba.カンザキシュン

Vo.Gt.こうのいけはるかと出会ったのは14歳か15歳の時だった。同い年の少年が新宿LOFTのステージに立っているという事実は、あの頃の私に大きな衝撃を与えた。それから数年が経ち前身バンドで再会したのが17,18の時だったと思う。当時の彼の音楽は間違いなく同世代の中で異彩を放っていた。若さを武器にすることなく、自分たちの音楽の質そのものだけで戦っていた彼らの音楽に、何度心を掴まれたことか。しばらくしてから彼が14,5の私が見上げていた人と同一人物だと知った時は、とても驚いた。音楽という武器を持って戦い続けている同い年がいるということに私自身がどれだけ触発され、支えになってきたか彼はきっと知らない。偶然か必然か何の運命かわからないが、心の底から、Goodbyèsという新たな物語の始まりに関われることを誇りに思う。繊細で今にも崩れてしまいそうな、でも、どこからかみなぎる熱くて一本筋の通った強くて優しい光のような彼の歌に、始まりの音を託すと決めました。

ギリトミンズ(O.A)

Vo.Gt.Dr. くどうみさき&ゆきみ
Gt. ヒロセシンゴ

“東久留米、立石が東京の外れ ギリギリ都民 ギリ都民 ギリトミンズ”
初ライブにしてラストライブ(?) 正体不明の3人のステージは未知数。

アカイロ

Gt. Vo. 加藤一熙 Ba.Cho. 保泉拓哉 Gt.鈴木大貴

アカイロとの出会いは2015年の夏。初めて見たライブで、初めて聴いた曲で泣いたバンドはアカイロが最初で最後だと思う。Vo.まさきさんが歌う歌は痛いくらいいつも真っ直ぐで、時に苦しくなるけれど、たまには大切な人に素直になってみてもいいかなって思わせてくれる。感情のままに自分を曝け出す歌詞に引っ張られ、何度も新しい自分と出会わせてくれた音楽。楽曲が持つ儚さとは相反して激しく力強いライブは、見る者の心を熱くする。私はアカイロに出会って少しだけ自分を好きになれた気がした。だから、あなたにも出会って欲しい。素直な自分に。

アルコサイト

Vo.Gt. 北林秀雄 Gt. 小西隆明
Ba. 浜口亮 Dr.Cho. 渋谷泉

アルコサイトとの出会いは一本のMVだった。友人に勧められた「朝焼けに」の旧版。もう3.4年も前の事だ。それから数年が経ち「それでも、生きていたいと願う」というE.P.に出会ったあの日から、アルコサイトの音楽は私の一部となった。アルコサイトの魅力は、激しく疾走感のあるサウンド。そして直球で攻めまくるどストレートな歌詞と、相反して、優しく弱さを包み込んでくれる歌詞の共存。アルコサイトの音楽があったから超えられた夜がいくつもあった。弱さを肯定してくれる彼らの音楽のおかげで堪えられた涙があった。そんな中最新作「WOLF」はまた違った面を見せてくれた。弱い自分を認めたその先へ彼らなりの手の引き方で導いてくれる。押すわけでも、引っ張りあげるわけでもなく、隣を歩くというアルコサイトらしさに胸を打たれた。そしてそれは彼ら自身の決意と覚悟の表れでもあるのかなと個人的に思っている。ドライブの途中に立ち寄ってくれるらしいので、どんな手土産を持ってきてくれるのか、楽しみだ。

とけた電球

Vo.Gt. 岩瀬賢明 Key. 境直哉 Dr. 高城有輝

とけた電球というバンドの存在は随分と前から知っていたけれど、彼らの音楽に魅せられたのはつい最近のことのように思う。次から次へと新しいことが求められるこの時代に、敢えて邦楽のど真ん中で勝負し続けているバンドだと私は思う。Vo.岩瀬によって綴られる真っ直ぐでリアルな歌詞と、綺麗で暖かみのあるメロディ。一聴だけでは伝わらない良さが随所に散りばめられている。デートへ向かう道のりや、楽しみの前。雨が上がる匂いや、新しい街の匂いがした時。そんなちょっとしたワクワクと抜群に相性がいい。仕事やバイトで上手くいかなかった日や、家族や恋人、友達と喧嘩してしまった日。そんな憂鬱な時には目を閉じてとけた電球を聴くのもオススメ。出会いと別れの春という季節は、大嫌いだけれど、でも、口角を上げたくなるような瞬間が少しでも増えればいいなという願いを込めて。とけた電球と春を迎えに行こう。

まがりかど

Vo.Gt. くどうみさき Vo. Syn. くどうゆきみ
Vo.Ba. あさち Vo.Dr. せいちゃん

ゆとり世代の最高傑作ともいえる「まがりかど」が一夜限りの復活!今回reach the skyを開催するに当たり掲げたコンセプト(コンセプト参照ください)。彼女たちなしじゃ成立しないでしょ!と出演をお願いしたところあっさり出演を承諾してくれた。1995年生まれ、全員ボーカル。変わり者の4人の愛くるしさと、何よりまがりかどの楽曲が持つ唯一無二の世界観に、多くの人が魅力されてきた。復活を待ちわびていたのは私だけじゃないはず!青春をライブハウスに捧げた彼女たちだから歌える歌がある。まがりかどの自由すぎる世界観は、音楽というものを象徴しているように思う。音楽が好きで好きでたまらないあなたはきっとまがりかどの世界から抜け出せなくなる。

BOYS END SWING GIRL

Vo.Gt. 冨塚大地 Gt. 鍔本隼
Ba. 白澤直人 Dr. 飯村昇平

出会ってから5年。たくさんの景色をこのバンドに見せてもらった。何度も手が届きそうになった頂を、仰ぐばかりの日々は彼ら自身を強くし、彼らの音楽をより鮮やかに色濃くしていった。そんなBOYS END SWING GIRLにこのタイミングで出演してもらえる事を、心から嬉しく思っている。BOYS END SWING GIRLはいつも音楽に“楽しさ”を求めてきたバンドだと思っている。お客さんはもちろん、関わっている人やメンバー自身が楽しむことを大事にしている。だからこそ彼らのライブはいつも数え切れないほどの笑顔が溢れている。悲しみにくれた日々の一歩先を照らし続ける彼らの音楽に、何度も歩き出すきっかけをもらってここまでやってきたからこそ今度は、私が彼らの一歩を肯定したい。2018年、反撃の一年に。

climbgrow

Vo. 杉野泰誠 Gt. 近藤和嗣
Ba. 田中仁太 Dr. 谷口宗夢

滋賀県4ピースロックバンド、climbgrow。O.Aでの出演から2年半という月日を経てメインアクトとして帰ってきてくれた。この2年半、このバンドに何度救われ、泣かされ、気付かされ、向き合わされ、そして許されてきただろう。攻め立てるように鳴る音楽と、体のあちこちに刺さる言葉。ライブを見る度に腑甲斐無い自分に悔しさと情けなさが込み上げてきては、まだまだだと思い知らさせる日々。時にそれは追い風となって足を加速させ、時には向かい風となって行く手を阻む。climbgrowの音楽は、自問自答の日々をくれる。決して答えを与えるなんて生温いことはしない。違う場所で生き、違うことで悩みもがく個々に対して、自分というたった一人の人間として生きることの美しさを私はclimbgrowから教わった。“カッコイイ生き方をしたい”ただそれだけのために必死に生きてみようと思えたのは、彼らに出会えたから。3/25、新宿LOFTでこの1年の答え合わせをしよう。

Dear Chambers

Vo.Gt. モリヤマリョウタ
Ba. Cho. 秋吉ペレ Dr.Cho. 鹿木翔汰

それぞれバンド活動を経て2017年10月に始動したバンド。過去のバンドの話になるので出会いは割愛。音源をもらった時、正直とっても悔しかった。何故なら開始2秒で涙が溢れてしまったから。森山さんが歌い続けてくれてよかったなってこの歌を待っていたんだなって。地下のライブハウスで歌う“バンド”。あえてこの言葉を使いたいと思った。何故なら1からまた歩き始める彼らの覚悟と音楽そのものが“バンド”という存在の尊さと儚さ体現しているからだ。どんなステージを見せてくれるのか、楽しみで仕方がない。

Halo at 四畳半

Vo.Gt. 渡井翔汰 Gt.Cho. 齋木孝平
Ba. 白井將人 Dr.Cho. 片山僚

千葉県佐倉市、Halo at 四畳半。正真正銘のヒーローバンド。渡井翔汰の歌に恋をして何年が経っただろう。前回の出演から2年半。日を追うごとに彼らの音楽に魅せられる人が増え、大きな会場が似合うバンドになっていった。それが私の原動力となっていると気づいたのは最近のこと。Vo.渡井翔汰が描く言葉を指でなぞるだけの日々を超え、思い描きその中で生きる人を想うようになった。それは自分自身の記憶の断片を愛し肯定することだと、今ならわかる。歌詞だけをなぞれば架空の物語の一節のように、どこか遠い世界のことに感じてしまう。音に載せることでそれを身体全体で感じ、脳裏に映像のようにこびりついて、気づけばそれは自分の人生の1ページへとつながって行く。Halo at 四畳半の音楽は、「過去を紐解き、今を認め、そして未来に繋ぐ。」そんな人生の行程を無意識に日常に紐づけてくれる。日々を辿って、今を愛すきっかけをくれる。新宿LOFTからの“帰り道”、きっとHalo at 四畳半がまた聴きたくなる。

KAKASHI

Gt.Vo. 堀越颯太 Gt.齊藤雅弘
Ba.Cho. 中屋敷智裕 Dr.Cho. 関佑介

群馬県、KAKASHI。いつだって私の節目はKAKASHIと迎えてきた。何かに迷ったり、勇気が出ない時、KAKASHIのライブに行った。KAKASHIは真っ向から音楽で誰かを救おうとしているバンドだと思う。不器用で馴れ合いなんてできない。何者にもなれない彼らの武器はいつだって音楽だった。そうやって一人一人の中にKAKASHIというバンドが存在している。わたしにとって絶対的に代わりのきかないバンド。弱いのも苦しいのも自分だけじゃない。みんながみんな違うことで苦しみもがきながら生きる日々に窒息しそうになった時には、KAKASHIを聴いてほしい。堀越颯太が紡ぐ言葉とKAKASHIの音楽と対峙すれば邪念が削ぎ落とされて、いつの間にか丸裸の弱さと出会ってしまう。その弱さを認められた時、自分のことを許せるようになる。新しい一歩をKAKASHIの音楽と、あなたと踏み出せますように。

kobore

Vo.Gt. 佐藤赳 Gt.安藤太一
Ba.田中そら Dr.伊藤克起

koboreとの出会いはつい最近のこと。2017年3月TSUTAYA O-EAST。錚々たる面々と満員の会場。それでもあの日一番心を惹かれたバンドだった。その後のバンドが響かなくなるくらい、たった1組、koboreというバンドに魅せられてしまった。koboreの音楽の魅力は、ど直球な言葉とそんな気持ちを煽るかのような躍動感のあるサウンド。何よりそれはライブという逃げ場のない空間でこそ力強さを増す。どこであろうと、目の前に何人いようとkoboreは同じようにステージに立つ。それができるのはきっと彼ら自身が今という瞬間を何よりも大事にしているからだと思う。koboreに出会って”ありふれた日々”を”幸せ”だと感じられることの喜びを知った。初全国流通盤と共にツアーを周り、一回りもふた回りも成長したであろうkoboreのステージが楽しみだ。

mock heroic

Vo.Gt. えんま Gt. 藤井 新 Ba.まっさん

mock heroicと出会った時のことは正直覚えてないけれど多分5.6年前な気がする。気づけばメンバーのことも音楽のこともだいすきになっていた。今思えば私がmock heroicと出会い、彼らの音楽に”恋”をしたのはごく自然なことだったんだと思う。私にとってmock heroicの音楽は日常のBGM。ふと家に帰った時、車に乗っている時、窓の外を眺めながら電車に乗っている時。無意識に流れている音楽こそ潜在意識が求めているものなんだと思う。だからこそこれからも大好きな人や家族と過ごす、愛すべき日々に彩りを加えるのはmock heroicの音楽であって欲しいなぁと思う。そんな彼らのライブは、音源では図ることのできない熱量に溢れている。”ライブで魅せる”ことの本質をわたしはmock heroicから教わった。これから先もずっと、この世界の片隅でmock heroicの音楽が鳴り続ける日々でありますように。そう願ってやまない音楽を聴きながら一緒に乾杯しませんか?最高の夜にはやっぱり、ビールで。

Rocket of the Bulldogs

Vo. 高橋日向 Gt. 城山孟範 Gt. 川口大輔
Ba. 谷川将太朗 Dr. 大森匠真

滋賀県甲賀市信楽町発、5ピースバンド。通称RotB(ロットビー)。紛れもなく私の人生を変えてくれたバンド。日向の歌は弾丸のように体に突き刺さって、時に自分を切り刻み迷いを生み、そしてそれは自分という存在を形成するすべての要素と向き合うきっかけをくれる。時に激しく、時に優しく、でも確実に耳に届くRotBのメロディーはいつもあなたの体に纏いつくように一つ一つ心に空いた穴を埋めてくれる。ジャンルなんてものは1つの目印でしかない。隔たりでもなんでもない。なんのもの差しにもならない。あなたの目で、耳で確かめて欲しい。彼らの音楽に呼応してたくさんの拳が突き上がるその瞬間、目に見えない何枚もの壁をぶち抜くだろう。RotBの音楽とあなた自身の手で。

WOMCADOLE

Vo.Gt. 樋口侑希 Gt.Cho. 古澤徳之
Ba. 黒野滉大 Dr. 安田吉希

出会った頃はお互いに10代だった。当時の彼らはまだ10代特有の粗くて青い、一瞬の光のようなバンドだった。いつからだろう、絶対に負けたくないと思うようになったのは。あの頃の青き閃光はいつの間にか、核となって彼らの音楽の強みへと変わっていった。今の私には赤くて太い一本の光のように見える。WOMCADOLEというバンドがこだわり続けるライブという空間は、彼らなりの「伝える」ということへの強い想いが詰まっている。突き上がる拳の数だけ膨張しては、想いが溢れるように爆発するあの瞬間がたまらなくすきだ。熱気と汗と涙と笑顔。あらゆる感情が混在するライブハウスで、WOMCADOLEというバンドがたった一つ残していくものがある。一人一人違うであろうその産物をぜひ、自分自身の手で掴みにきて欲しい。見てほしい。感じて欲しい。彼らが日々を削り、己の全てをかけて伝えたいことを。その答えはいつだって、ステージから放たれる音楽の中にあるのだという事を。